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令和 3年第2回臨時会 (第1号 8月 6日)

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  1. 高野町議会 2021-08-06
    令和 3年第2回臨時会 (第1号 8月 6日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年第2回臨時会 (第1号 8月 6日)                   令和3年          第2回(8月)高野町議会臨時会会議録(第1号)        第1日(令和3年8月6日 金曜日)          午前9時58分 開会     開会の宣言     第 1 会議録署名議員の指名について     第 2 会期の決定について     第 3 諸般の報告     *** 町長提案説明 ***     第 4 議案第40号 令和3年度高野町一般会計補正予算(第3号)について 2 出席議員(10名)    1番 松 谷 順 功         2番 大 谷 保 幸    3番 菊 谷   元         4番 新 谷 英一郎    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 西 正 人         8番 所   順 子    9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄
    3 欠席議員(0名)    なし 4 事務局職員出席者   事務局長  中 西   健   書記    倉 本 文 和 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       森 下 英 男   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     辻 本 和 也   総務課長      古 倉   充   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      苗 代   勝   生活環境課長    小 西 敏 嗣   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    苗 代 千 春   消防長       中 西   清   教育次長      田 中 宏 人   富貴支所長     岡 本 哲 明                午前9時58分 開会 ○議長(松谷順功) 開会に先立ちまして、皆様にお知らせいたします。今から76年前、1945年、本日8月6日、午前8時15分、広島に原爆が投下されました。当時、人口は35万人、そのうち16万6,000人の尊い命が失われました。その御霊に黙祷をささげたいと思いますので、皆様、御起立をお願いいたします。  黙祷。  ありがとうございました。御着席ください。  ただいまから令和3年第2回高野町議会臨時会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において、3番菊谷君、4番新谷君を指名します。  ちょっと放送が入りますので、しばらく止めさせていただきます。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本臨時会の会期は本日1日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日間と決定いたしました。  日程第3、諸般の報告を行います。地方自治法第121条の規定により、本臨時会の説明のために出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。  当局からの報告事項はありませんか。 ○町長(平野嘉也) ございません。 ○議長(松谷順功) なしと認めます。これをもちまして諸般の報告を終わります。  平野町長提案説明をお願いいたします。  平野町長 ○町長(平野嘉也) 皆様、おはようございます。  このたび令和3年度第2回高野町臨時会の御案内を申し上げましたところ、議員の皆様には全員出席していただきまして、誠にありがとうございます。  先ほど議場でも76年前の悲しい出来事に対して黙祷をいただきました。また、10時に町内全域に放送を流し、町全体で御霊にこの今の日本のありようを報告もして、また哀悼の意を表したいというふうにも思っておるところでございます。また、その76年前から、その国難の日からです。数えて長い年月がたちますが、まさに今、国難に面しておるというふうに思っております。  昨年からの感染症、今は第5波ということで、かなり厳しい夏になってきております。皆様にも後ほど説明させていただきますが、社会活動の抑制、また経済活動の抑制、それに伴う臨時議会ですので、どうぞ慎重審議をお願いしたいというふうに思っておるところでございます。  また、教育委員会のほうから、「私たちの高野町」の作成ということで、今日は議場のほうに撮影に来ていただいております。当然、当局も議員の先生方も全員マスクというようなことでございます。この「私たちの高野町」というのは、子供たちの教育の本にもなるものでございますし、これから10年、20年、その写真が本となって子供たちの教育に生かされるということは、非常に今何が起こっているのかというのをしっかり伝えていく上では大切なことだなというふうにも思っております。  議員の先生方もそういうものを通じて、我々と後世に向けて、このコロナ禍のあったことをしっかり伝えて、乗り越えていくすべを皆さんと一緒に考えてまいりたいというふうに思っております。  さて、新型コロナウイルス感染症、爆発的な再拡大をしております。8月2日には、近隣でいえば大阪府、またほかの府県も緊急事態宣言が拡大され、期間も8月31日までというふうになっております。また、まん延防止重点措置においても、これも近隣でいえば京都、兵庫、そのあたりがまん延防止措置ということで、同じく31日までになっておりますが、8月5日から8府県が追加されました。これで合計13の道府県がまん延防止重点措置、それと6都府県が緊急事態宣言措置ということで、全国ある中で19の都道府県がそういう措置になっております。今後、これが全国に大きく拡大してくる可能性も十分にあります。可能性もあるということをしっかり認識しながら、諸課題に取り組んでまいりたいというふうに思っておるところでございます。  そういうようなことを受けて、高野町では7月22日から開催予定をしておりました高野山会議。これもやむなく11月に延期というふうにさせていただいております。6月の後半から第5波がこうなるであろうというような予測はしておりました。しかし、ここまで拡大して急上昇してくるとは、私も専門家ではございませんのでそこまでは思ってませんでしたが、思っていたとおりというようなことになっておるのでしょうか。そういったことも影響を受けてきております。  しかし、本町におきましては、ワクチン接種も県内で、北山村を除き、29市町の中で一番進んでおるところでございます。今月をもって希望する住民の方全てに対して2回接種の完了をすることができるというふうに思っておるところでございます。  そのことから、当初から議員の先生方にもおっしゃっておりましたが、迎えるまちとして、多くのお客様にお越しいただくまちとして、中和抗体、免疫という武器をあらかじめ持っておいて、そしてお客様を受け入れるんだというような方向性を3月の議会、6月の議会でもお話しさせていただいておりました。そういうような指示のもと、多くの医療従事者、特に高野町においては1医療機関、そして直轄の医療機関2施設が一生懸命頑張っていただいて、また福祉保健課を中心としたワクチン接種対策室、このみんなが頑張ってくれたおかげで今の状況になっておるのかなというふうにも思っておるところでございます。この場をお借りいたしまして、改めて関係各位に御礼申し上げたいと思います。  また、6月の議会に、インド由来デルタ株の動向を見て、今後、5波が必ず来るんではないか。数日すればもっと状況が悪化してくるのではないかというようなことも発言させていただいております。今の状況であれば、数日すれば全国に緊急事態宣言の発出になるのではないか。また、今、地方六団体の一つである全国知事会のほうでも、都市封鎖ロックダウンが必要ではないかというような議論もされるようになってきております。また、いろいろな情報の中で気になるのは免疫突破感染、いわゆるブレークスルー感染であります。ワクチンを2回接種していてもデルタ株には通用しない。かかってしまう可能性があるという情報も、今いろいろな治験のほうから出てきております。  今後、このデルタ株以上の新たな新変異株がこれ以上出てこないためにも、日本全国、世界中もそうですが、希望者に対して幅広くワクチン接種を進めていかなければならないものかなというふうにも思っておりますので、そういうような体制が要求されれば、しっかりすぐでも動けるように行政として動いてまいりたいと思います。  また、今回、9月議会を待たずに皆様を招集させていただいたのは、6月の議会でも発言しておりますが、第4波が収束して、そしてワクチン接種も進み、少しは回復基調になる可能性もある。でも、第5波が来ていろいろな状況が悪化していくようであれば、いろんな事態を見極めた中で対策をしていくという答弁もさせていただいております。現状、この第5波により夏以降、それの社会情勢、また経済情勢が一段と不透明になったと判断させていただきました。  そのようなことから、臨時議会を招集させていただいて、予算案を皆様に提案させていただくということではありますが、まずそのチケットに関してでありますが、やはり印刷していくのも2か月かかったり、また広く商工事業者、全ての事業者等に参加していただくための説明にも時間をしっかり取って、丁寧に進めていきたいということがございますので、仮に10月1日から始めるのであれば今のタイミングしかないのかなというようなことで、今回、臨時議会を招集させていただいたところでございます。  しかしながら、お客様用プレミアムの商品券、これから出てくる案件ではございますが、感染が収まらずにお客様が動ける状況にないときは、その状況に応じて開始時期を臨機応変に、柔軟に考えていきたい。とにかく国の施策であるGoToトラベルとか、和歌山県のリフレッシュプランとか、そういったものと併せて、相乗効果が十分に発揮できるような時期をしっかり注意しながら事業を進めてまいりたいというふうに思っております。  それでは、今回の臨時会における案件は議案1件でございます。  議案第40号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億6,180万円を増額して、予算総額は52億60万円となりました。  歳入で主なものとしましては、ふるさと応援寄附金基金繰入れ2億7,219万2,000円の増、新型コロナウイルス対策プレミアム商品券販売収入が7,000万円の増などとなっており、歳出で主なものといたしまして、住民への生活支援として町内の消費を喚起するため新型コロナウイルス対策住民向け商品券給付金1億4,500万円の増。これは住民一人一人、赤ちゃんから高齢の方まで1人5万円の町内で使えるクーポンのことであります。  また、前年度に引き続き、来訪者向けプレミアム付商品券新型コロナウイルス対策プレミアム商品券給付金事業1億7,500万円の増。これは昨年多くのお客様が御利用いただき、高野町役場には、まちの事業者から、「これはいい事業であった。また困ったときにいろいろこういうのをしていただきたい」という声も正直いただきました。今回は昨年の倍する予定で考えております。一度に倍をするというんではなくて、例えば秋にしたり、また例えば来年の春にしたり、そういうような柔軟性を持たせてお客様も分散するように、また感染症の方々の動向も見ながらしていくというような事業でございます。  また、5月に発生した豪雨災害による町道2路線の早期復旧を行うため、現年発生災害復旧工事1,960万円の増などとなっておるところでございます。  議員の先生方も、じゃあ財源はどないするんなというようなお話も当然あると思います。まずはふるさと応援寄附金の基金などを、また財政調整基金、財調などの基金を使ってこれに対応していく。そして、昨年のように、後から国から出てくるコロナ対策地方臨時交付金を穴埋めにできるようになればいいかなと。そういうふうな交付金が、地方自治体が広く自由に使えるような交付金が出るように、さらに国に対して要望を強めてまいりたいというふうに思っております。  議案につきましては以上でございます。詳細につきましては担当課長から説明させますので、どうぞ慎重審議を賜りまして、御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に当たりの御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 日程第4、議案第40号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第3号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) おはようございます。よろしくお願いします。  それでは、議案第40号について御説明申し上げます。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第3号)。  次のページを御覧ください。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第3号)。  令和3年度高野町の一般会計補正予算(第3号)は次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億6,180万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億60万円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (繰越明許費)  第2条 地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。  (地方債の補正)  第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債の補正」による。  令和3年8月6日提出。  高野町長 平野嘉也。  4ページを御覧ください。  第2表 繰越明許費。  2款総務費、1項総務管理費、事業名がんばろう高野町商品券配布事業、金額1億5,027万9,000円。  7款商工費、1項商工費、事業名聖地高野山応援プレミアム付商品券事業、金額1億9,352万1,000円。  合計3億4,380万円。  次のページを御覧ください。  第3表 地方債の補正。  起債の目的公共土木施設災害復旧事業。  補正前限度額ゼロ円。  補正前起債の方法証書又は証券借入。  補正前利率4.5%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)。  補正前償還の方法償還方法・期限については、借入先の条件に従う。ただし、町財政の事情により償還期間を短縮し、若しくは繰上げ償還又は低利に借換えすることが出来る。  補正後限度額630万円。起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前と同様ですので、割愛させていただきます。  補正されなかった地方債、10億640万円。  補正前限度額計10億640万円、補正後限度額10億1,270万円。
     9ページを御覧ください。  2 歳入。  15款国庫支出金、1項国庫負担金、3目災害復旧費国庫負担金、補正額1,267万3,000円、補正後の額1,267万3,000円、1節1,267万3,000円。  2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、補正額8,000円、補正後の額9,540万3,000円、1節8,000円。  19款繰入金、2項基金繰入金、4目ふるさと応援寄附基金繰入金、補正額2億7,219万2,000円、補正後の額5億9,891万7,000円、1節2億7,219万2,000円。  20款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額62万7,000円、補正後の額2,250万円、1節62万7,000円。  21款諸収入、4項雑入、9目雑入、補正額7,000万円、補正後の額9,510万3,000円、1節7,000万円。  22款町債、1項町債、9目災害復旧債、補正額630万円、補正後の額630万円、1節630万円。  次のページをお願いします。  3 歳出。  2款総務費、1項総務管理費、20目諸費、補正額1億5,027万9,000円、補正後の額1億9,630万5,000円、10節22万1,000円、11節205万8,000円、12節300万円、18節1億4,500万円。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、補正額1億9,352万1,000円、補正後の額3億444万9,000円、10節734万8,000円、11節127万5,000円、12節989万8,000円、18節1億7,500万円。  11款災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費、1目災害復旧費、補正額1,960万円、補正後の額1,960万2,000円、14節1,960万円。  14款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額160万円の減、補正後の額2,844万1,000円。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) よろしくお願いします。  11ページ、2款総務費、これの中の10節の製本費。その下の商工費のとこの製本費。この14万5,000円と728万円のこの違い、差額というか、額がちょっと違い過ぎるん違うかなというので、そこの説明と。  20目諸費の12節委託料、買物代行サービス業務委託料、これの300万。どこに今度は委託されるのか。そのまた下の商工費のとこの12節の委託料、これもまたどこに委託されるのか。  商工費、その中の18節。これは観光客用という感じでお聞きしてますが、町民さんも、前回のときも「私らも、そんなんあるんやったら私らにも購入させてもらうようなことはできないか」、そういうふうにお聞きすることが結構数多くありました。その辺のところをお答えできますか。よろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 今、議員御質問になりました11ページの諸費のところの印刷製本費14万5,000円。ここにつきましては、住民向けにこの商品券を給付するに当たって必要な封筒の印刷費用、そういったものを計上させていただいております。代わりに商工費のほうの需用費の中の印刷費用として728万が上がっておりますけれども、ここでこの商品券を住民向け、それと一般向けに作っていく費用の部分を上げさせていただいてますので、主たるところでは商工費のほうでも出していただいて、住民向けの給付に係る分だけを諸費、総務費の中で見させてもらってると、そういう形になります。  それと、商品券の業務委託料989万8,000円を上げております。これにつきましては、今回プレミアム商品券ということでやっていくんですけれども、昨年もやらせていただいております。昨年につきましても、宿泊関係の事業所につきましては一般社団法人高野山宿坊協会さんに、それぞれの宿坊寺院であったり、簡易宿所であったり、そういったところから上がってきた券の交換、それとその代金の支払いということを委託をさせていただいております。  商工関係観光事業者につきましては、商工会に加入している、加入していないを問わず、高野町商工会さんのほうでやはり同じような処理をさせていただいております。今年についても同じような考え方で、宿泊関係につきましては宿坊協会さん、あとの観光事業者については商工会さん、そこを通じて回収、換金ということをやっていただくということを想定して、係る費用について計上させていただいております。  それと、新型コロナウイルス対策プレミアム商品券、2,000円を出して5,000円分の商品券を買っていただいて、それを本年につきましては3万5,000冊販売をしていくということになります。これにつきましては一般向けということで、町民の方は購入できないという考え方で進めております。というのは、上で町民向けに1人5万円という形で今回同じような商品券を給付いたしますので、そことの兼ね合いがありまして、あくまでもこのプレミアム商品券については町外から来ていただいて高野町を応援していただく。そんな中で購入いただくということを想定しておりますので、住民についての購入というのは今回も対象となっておりません。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 失礼します。  2番議員御質問の件につきまして御説明申し上げます。  10節については茶原課長が御説明させていただいたとおりでございます。あとその委託費です。これなんですけども、高野、山の上の方でしたら商品券、御自由にお使いいただけるんですけども、例えば富貴・筒香であったり、周辺集落というところになると、なかなか交通の便が悪いところもありますので、そういったところに御要望のものをお運びするような仕組みをちょっと考えておりまして、そういったところについて委託する。まだ委託先はどこって決まってないんですけども、今後いろいろ募集をかけて、そういった方々に御協力いただくと、そういったところで予算計上をさせていただいてます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) ありがとうございます。  そしたら商工費の中の委託料の中には、販売先はもうお決まりになってますか。前回1か所での販売だったと思うんですけども。1か所ならば町なか中心となってしまいますので、今回はどういうふうに前回のことも踏まえてお考えになられているのかお聞きしたいのと、あと使用期間はどれぐらいまでの、先ほども町長がおっしゃられてましたけど、コロナの時期を見据えながらということで、そうなるとはもう重々分かっているんですが、大体の使用期間、住民もそれと同じで対応していただけるのか。  また、販売用のチケットというか、プレミアム商品券には上限は、前回は1日1人1冊のとこだったと思うんですけども、何冊ぐらい、この期間中の購入回数等は決まっておられるのか。そういうとこもまたちょっと教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 今、議員御質問いただきました販売の部分の委託なんですけれども、昨年につきましては一般社団法人高野山宿坊協会さんのほうで販売をいただきました。ただ、今年につきましては、昨年販売したことでの、そこで委託をして販売したことでのよかった点、問題点、いろいろございました。そういうことをちょっと総合的に考えまして、本年につきましては観光振興課が入っております高野山観光情報センターのほうで職員で販売をすることを想定しております。高野山観光情報センターでしたら駐車場も大きくありますので、車で来られる方にもいいのかなというふうに思いますし、分かりやすい場所であるということもございます。そこで購入していただいて、まちの中へ、西へ、東へ、北へという形で動いていただくのがいいのかなというふうに思いますので、本年につきましては職員のほうで販売をする、そういう考え方でおりますので、御了解をお願いいたします。  それと、使用期間ですけれども、この一般向けプレミアム商品券につきましては10月1日、もしくは10月初旬から大体6か月、令和4年5月31日を使用期限として販売をさせていただくのがいいのではないかというふうに思っております。というのは、昨年は1万7,000冊でした。昨年は1人1冊に限っての購入ということでお願いをして、10月から販売を始めまして、11月15日に1万7,000冊全部売り切れました。今年はその倍、3万5,000冊ですので、秋だけで売り切れるにこしたことはないんですけども、やはり秋だけではなくて、春から次ゴールデンウイークぐらいまで、やはりコロナの影響も出て経済的にも厳しくなる可能性もありますので、そういったところもフォローできるように、5月31日ということを考えております。  それと、上限をどうするのかということですけれども、昨年は、言いましたように1人1冊に限るということでした。今年については1日1人1冊というような考え方でおります。というのは、なかなか町内だけでこのコロナで厳しくなった経済状況を回復させることはできませんので、外部からたくさんの方に来ていただいて、助けていただいて活性化をしていく必要があります。その中で来てくれる人が増えるように、今年については少し要件を緩和して3万5,000冊を販売していく方向で考えております。  住民給付についてはまた企画課長のほうから説明があると思いますので、以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 失礼します。  2番議員さんの御質問に対して御説明申し上げます。  先ほど観光振興課長のほうからも御説明ありましたけども、町民向け商品券につきましても一応金額が大きいものですので、できるだけ幅広く使っていただきたいということで、年度内というよりも、繰越し、5月31日ぐらいまでをめどに御利用いただけたらと思ってます。ゆっくり考えていただいて、一気に使うもよし、ある程度徐々に使っていただくもよしということで、ちょっと幅広く使っていただくためにそろえさせていただきます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) ありがとうございます。  1日1人1冊、どれぐらいの方が来られて使われるか、前回にしたときの情報等があると思うので、大体おおよその予想はついているのかも分かりませんが、町民も前回はそこに協力したい、私らも買わせていただきたい、そういう声もあったということだけは、今回も1人5万円していただけるのは非常にありがたいことなんですけども、町民もやっぱりそこに対して協力したいという方がおられるということを当局のほうも分かっていただいて、その辺のまた施策もできるだけ考慮していただけたら幸いかと思います。  私からの質問は以上です。 ○議長(松谷順功) 平野町長 ○町長(平野嘉也) 3番の菊谷議員からの御質問、ありがとうございます。  住民からのいろいろな声ということで、当然そういうお話もあるというふうにも思っております。  今回、去年もですけど、2パターンにさせていただいたというのは、やはりこの高野町の産業の構造を考えたら2パターンにせざるを得ないかなというのがあります。住民の皆さんが宿坊に泊まったり、またお土産物屋さんで物を買ったり、住民があまり行けへんでしょうというようなとこもしっかり応援しなければいけないし、観光客の人は行かないだろうという事業所も応援しなければならないというようなことで、去年は町民に対して5,000円のクーポン、そして来ていただくお客様、今回と一緒、2,000円で買って3,000円のクーポンがついて5,000円のというやつでするというような2パターンに分けさせていただきました。  期間のほうは、先ほど来から両課長が説明したとおりでございますが、そこは柔軟にも対応していかなければならないというふうに思いますし、住民向けに関しては、感染のあるなしにかかわらず10月1日から始めたいなというふうにも思っております。町内だけでありますので、そういった対応は別々にするのはいいかなと思います。  また、昨日なんですが、全国放送で、兵庫の明石市の泉市長もインタビューで答えてました、ニュースの話題になってました。市民一人一人に5,000円のクーポンをしていくというようなお話もございました。そういったところで、泉市長はやはり感染対策と生活を守っていくんだというような意思のもと、住民全員にしていくというような方向性でしております。まだうちのほうは多分、ほかの自治体では多分ないでしょう。この1人5万円というようなクーポンということで、いろんな御意見はあると思います。でも、やはり町民一人一人がそれぞれの機関で、それを消費していただくことで、まち全体がやはり少しは活気が出てくる。この強烈な第5波の不安感、それを少しでも払拭できる材料にはなるのかなというふうにも思っておりますので、そのあたり、3番菊谷議員の今日の御質問も受けた中で、施策を詰めていく上で、いろいろ最終的に執行していくところで考えてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) 町民に5万円というのは、今、話を聞かせてもらったんですけども、前々からも言うとるんですけども、山外を、高野山を拠点にしてないというか、富貴・筒香地区は橋本を拠点にしてるわしてな。今、至るところから車に乗って売りに来ている人たちがいてるわしてな。そういうとこには今回もというか、前々から使われてるのかちょっと、頭の中に、脳裏にないんですけども、そういうところで使えるような処理をしてほしいというのと。  前々から住民は、5万円という大きな商品券やしてな。それを半分でも現金で欲しいとか、なかなか歩いて買物に行けないという人が多々あると思うんですけども、その人らも100%商品券を使われとるのかどうか。昨年度、比べてもらってどうかなというような危惧をするんですけども、前々からこういう商品券を販売するときには、外のことも考えてくれとんかなというようなことを頭の中に、前からずっと思っとるんですけども、お金であればうれしいなと思って。これは商店の救済、売れるようにというのは町の考えと思うんですけども、これはふるさと納税を使われとるし、そういう現金ではあかんやろというような考えで商品券にされたと思うんですけども、そこら辺のところを少し説明をお願いします。 ○議長(松谷順功) 平野町長 ○町長(平野嘉也) 2番議員からの質問に、お尋ねにお答えさせていただきます。  詳細は後から企画の課長から説明させますが、まず、町外の事業所で車に乗ってきて、野菜とかを販売されている方とかいらっしゃると思いますが、やはりうちの施策ということで、ほかのまちに税金が落ちていくような施策はやはりどう考えてもできないかなというふうにも思います。そういうことも今回しっかり考えた、ちょっといろんな作戦を後から企画の室長が話をしていただけると思いますので、それは後ほど聞いていただけたらと思います。とにかく町内の事業所だけ、町内の事業所をしっかり下支えするという目的でやらせていただきたいというのがあります。  それと、当然現金というふうなお話も当然出てくるものと思います。昨年の国からの定額給付金、10万円頂きました。これはほぼ7割貯蓄に回っております。皆さん多分町内で皆使ってないと思います。僕も全部使えてません。アマゾンで買ったり、ヤフーで買物をしたり、当然ほかの町で物を買ったり、当然身の回りの商店で物を使ったりってしますが、やはり限定的に町内の事業所、また町民を応援するためには現金ではやはり目的が達成しきれないというようなこともございます。また、いろいろな生活保護とか、いろいろ税金関係のことにも現金であれば関係してくるおそれもございますので、クーポンというような形にもさせていただいておるというようなことでございます。  詳細につきましては企画のほうから説明させます。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 失礼します。  先ほど議員さんごめんなさい、番号を間違えましてごめんなさい、すみません。  2番議員さんの御質問について御説明申し上げます。  先ほども町長の御説明があったと思うんですけども、確かになかなか高野山へということが非常に難しい、確かにそれは思います。現金でということになりましてもなかなか、町長が申しましたけども、貯蓄に回ってしまうということがあります。  今回、高野山の店舗さんを募りまして、そこからいろんなものをお運びするような仕組みをちょっと考えてます。全て皆さんに御満足いただけるかどうか分かりませんけども、何とか町にお金を落としていただくということを目的に考えてますので、富貴・筒香のほうへ高野山の商品をお届けするような仕組みをちょっと考えてますんで、一応そんなことでお答えをさせていただきたいと、そんなふうに考えてます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) すみません。この議会で承認いただいた後なんですけども、御承認いただけたら、配達を支援いただける団体、法人、事業所等を募集しまして、その方々に注文を取っていただいて、それで富貴・筒香のほうへ運んでいただくというようなちょっと仕組みを今考えてます。この後、またちょっといろいろと企画のほうで計画をしておりますので、何とか皆さんに有意義に使っていただけるようには進めておりますので、またよろしくお願いします。  以上です。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) 何回も聞かせてもらって、商品券に関しましてはいろいろ質問してきたんですけれども、なかなか町の企画というか、決め事、なるべくならそら税金というのは、商品券というか、これは町から出てくる税金からするものなんで、町で皆使ってほしい。それは重々自分も分かるんですけども、自分ら山外に住んでいると、なかなかその金額が大きいわしてな、今回。小さい金額であればどうかなと思ったりするんだけども、5万円となればすごい金額やでな。これが自分らも筒香地区でいてるんですけども、使いきれない。使いきれないという場合があるらしてな。この場合はどうするんなというのがあるんですけども、これはもう使いきれなければ本人の負担としてもう要りませんよという考えでいくんか、それともそれは買い取るよとか。それはさっきの話を聞かせてもらったら、これは趣旨から離れるような自分の意見と思うんですけども、そこら辺のとこがどうかなと思ったりもするし。  自分とこで一応よろず屋みたいな小さな商売をやってます。こういう5万円、大きな金額を持っていくと、相手が持ってくらしてな、それを月1回の交換であれば自己資金として何万という金額が大きくなるんやしてな。それを今度月に1回だけと違って2回、3回とかというような、還元されるようなシステムにしてほしいというのが、自分がこういう、ここへ来てこんなことを話すのは嫌なんですけども、そこら辺のとこもまた考えてほしいなという気もあります。  なるべく皆使ってもらって、有意義にしてもらいたいというのはあるんですけども、やはり山外、富貴・筒香だけと違って、花坂とか細川とか、あそこら辺のあたりの者も大体生活圏というのは下に大体なっとると思います。それなんで、こういう商品券、そら発行するのもいいと思うんですけども、発行するときにはいろいろ考えてもらって、やってもらいたいなという気があります。そこら辺で何か付け加えて説明をお願いします。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 議員が今お話しされたことというのは、私たちも過去に何度もプレミアム商品券というのをやってまいりまして、やはりいい面と悪い面があるというのは重々分かっております。ただ、やはり申し訳ありませんが、町内の事業所の経済の活性化ということが主にございますので、その点において、議員の言われたところを全て何とかというところがなかなか難しゅうございます。ですから、今回、企画のほうで頑張って、高野山の事業所のほうからそれぞれの集落のほうに販売をしていくような仕組みをつくりたいということで頑張っておりますので、そこをできる限り御活用いただけたらというふうに思います。  現状、登録事業者につきましては山内に本拠を持つ事業所ということで募集を進めさせていただくつもりでおります。ですから、どうしても富貴・筒香においての、例えば松源の話であったり、セブンイレブンの話というのはちょっと対象にはならないということですので、そこは御理解をいただきたいなというふうに思います。  それと、受け取っていただいた商品券の換金につきましては、やはり昨年も議員から同じ質問をいただいたと記憶しております。今年についてもそういったところをできる限り密にしていただけるように、宿泊事業者もあるんですけども、主に商工会さんにお願いしていく、観光事業者の部分になると思いますので、その点についてはこれからの打合せの中でそういったところをしっかり加味して、お話をして、できる限りフォローというところで進めさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 失礼します。  2番議員さんの御質問について御説明申し上げます。  先ほども申しましたように、高野山から物を運ぶというような仕組みなんですけども、運ぶだけではなくて、お宅に伺って見守りとか、そういったことも含めて行わせていただきたいというのと、あと今回商品券をお配りするんですけども、ほんな何が買えんねんというところで、事業者さんを募ります。事業者、参加いただく事業者を募って、例えば2,000円のパック、3,000円のパック、5,000円のパックみたいなもの、商品開発ですね、そういったところも兼ねていろいろと対応していきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) 企画のほうでもいろいろ考えてくれていると思います。期日がまだ10月まであるんで、いろいろ考えてもらって、有意義に使えるように。  一つだけ聞きたいんですけど、こういう商品券を発行して、100%使われとるとか、そういう統計は取られてるんかな、ないんかな。そこら辺のとこを1点だけ、最後にお聞きします。 ○議長(松谷順功) どなたかお答えいただけませんか。  茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 昨年行いましたプレミアム商品券の分で御説明をさせていただきます。  住民の給付が2,900冊ありました。それプラス販売したのが1万7,000冊。それに5,000円を掛けましたら、9,950万円の商品券が出ていったと考えていただけたらいいと思います。そのうち使われた商品券が9,862万4,000円ということですので、かなり高い確率で商品券のほうは使われているという実態だと思います。  まず一般向けの2,000円払って5,000円を買っていただく分については、やはり本人は2,000円を払っておりますので、残したらもったいないと。昨年については期間が1週間しか使える期間がありませんでしたので、帰りにもう使い切って帰っていくという。高野山でお米を買ったとか、ビールを買って帰ったとかいうような話も聞いておりますので、かなり高い確率でこの商品券については使われているという現状かと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。
     7番、大西君。 ○7番(大西正人) 失礼いたします。  先ほどから随分聞いていただきましたが、4ページにあるように繰越明許費で3億4,380万円ですか、上げていただき、予算措置、令和4年の5月31日まで執行するというようなことになっております。  その中で、先ほどからの答弁の内容もありましたけれども、昨年は1週間のうちに高野町外の人には使っていただくような期間設定を設けて、町民とは別に引き換えをしていただいておりました。今回、それが町外の方向けにはプレミアム商品券が倍数ぐらいの数になるような予算でございます。それが観光情報センターでの販売というふうなことでありまして、駐車場の警備手数料まで計上されておると。127万5,000円ですか、必要なところには全て予算措置はされておるんですけれども。  私が問いたいのは、11ページの2目商工振興費の18節、1億7,500万円、プレミアム商品券の給付金。これも先ほどからいろいろ御説明があったんですが、昨年度はこの半分ぐらい、町民を除きますと1億円のうちから3,000万円引いた7,000万円ぐらいが外から来られた方向けに手当てされておったと思うんですが、その中で、町当局のほうは宿泊をしていただくようなことも考えておったんですが、あまり宿泊にはつながらなかったというようなことも聞いております。今回、倍のこの給付金につきましては、やはり宿泊のほうにも結びつくような、そういうような内容を考えておられると思うんですが、その辺を少しお聞かせいただきたいなと思います。  それと、12ページの災害復旧費になります、14節1,960万円ですか、国庫支出金と地方債、そして一般財源ということでありますが、災害復旧が認められて計上されたということで、町長の説明もありました2線ですか、その工事の内容をお聞かせいただきたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 今、議員御質問の宿泊に関する部分のことですけれども、実際、昨年1万7,000冊を販売いたしまして、宿泊に使われた分というのが全体の7%にしかすぎません。もっと宿泊に使われていくだろうというふうに私も想定をしておりましたので、7%というのは逆に非常に少ない数字だというふうに考えます。なぜなんだろうというところはございます。  昨年同じように行われた和歌山県のリフレッシュプランみたいなものであれば、白浜なんかでしたらかなり利用があって、例年とほぼ変わらないぐらいの売上げがあったというふうなことも聞いております。それに比べるとやはり高野山は宿坊寺院の低迷というんですかね、宿泊の少なさというのは群を抜いているところがございます。  今年についても宿坊の宿泊、中食、そういったものでもお使いをいただけるようにしておりますので、昨年の7%ではなく、もっと高い比率で御利用いただきたい。宿坊協会さんからは、早く情報を出していただいたら、やっぱりそれを御利用いただける方も増えてくると、町のほうで決まりましたらできるだけ早い時期に、いつから使えるんだということを広報してほしいというふうに要望されておりますので、そういったところもしっかりやって、宿泊部分への喚起ということも考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 苗代建設課長。 ○建設課長(苗代 勝) 失礼します。  7番議員さんの御質問にお答えさせていただきます。  こちらの災害ですけども、5月14日から5月22日の梅雨前線豪雨により被災した道路災害2か所の復旧工事になっております。場所といたしましては、町道西郷1号線です。こちらのほうがのり面崩壊ということで、延長9.5メートルののり崩壊の復旧になります。もう1か所は樫原1号線、こちらのほうは路側決壊になっております。延長6.1メートルです。ごめんなさい、金額のほうなんですけども、西郷1号線に関しては1,450万円、樫原1号線に関しては450万円、それと土壌検査費として各30万円、計60万円の計上を行っております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 7番、大西君。 ○7番(大西正人) 御説明がありましたが、このプレミアム商品券、昨年全体で宿泊関係7%というような答弁でございました。今年は情報を早く宿坊協会さんと協議されて、どういうことで宿泊につなげていくんか。また宿坊のほうに足を向けていただくように、それは各個人個人、宿坊されている方と宿坊協会さんとが策を練っていただけると思うんですけれども、やはり高野山は宿坊さん、またそして観光事業をやられている商店さん、そういうところが元気でないと全体が沈んでおるような今感じがいたします。ぜひともその辺を町行政のほうがしっかりとバックアップしていただきまして、宿泊に、また商品の購入というような、消費喚起につながるように持っていっていただいて、少しでもまちの雰囲気を明るくするように努めていただきたいというふうに思います。  それと、災害復旧工事のことでありますけれども、これは西郷1号線、また樫原線。西郷1号線にあってはのり面崩壊、それからまた樫原線にあっては決壊の復旧というようなことでございましたが、もしこれが成立いたしましたら、いち早く復旧をしていただきたいと。大事な生活道路でもありますので、よろしくお願いをいたします。  ほかにはいろいろ聞いていただきましたので、もうこれ以上聞くことはございませんけれども、くれぐれも今こういう状態でございますので、町民向けのコロナウイルス対策の商品券というのは早く出すべきだと思います。しかしながら、よそから来ていただける、そういう方へのプレミアム商品券というのはしっかりと時期を見定めて、もしここで予算が成立いたしましたならば、その辺はしっかりと関係の方々と協議をしていただいて、努めていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  何かございましたら御答弁をお願いします。 ○議長(松谷順功) 平野町長 ○町長(平野嘉也) 7番大西議員からいろんなお尋ねがございました。町として全て予算措置をしてPRしていくというところもあると思いますが、議員もおっしゃるように、それぞれの宿泊事業者とかそういったところも努力をしてというようなことも言っていただきました。まさに僕はおっしゃるとおりだというふうに思います。  宿坊を含めていろんな事業所がこの町内にありますが、今回、できればまちは軍資金は用意したと。あとはそれぞれでお客様を呼び込んでくれと、そういう努力をがんがんやってくれというふうに、こちらからはお願いは、説明会のときにはお願いしたい。例えば、商工事業者であれば、うちに商品券を持ってきたら何割引きにしますよ、だから来てくださいねとか、そういうようなサービスをちょっと付加していくようなことも事業者さんがしていただけたら、よりそういう手を挙げていただいたところにお客様が行くであろう。  また、宿坊であれば、当然GoToトラベルとかリフレッシュキャンペーンをだっこにするのが一番効果的なことになりますので、そういったところも宿坊協会単体でPRというのはなかなか厳しいと思います。町も当然しますが、やはり各宿坊ですね、今フェイスブックとかいろんなホームページでやっておりますので、そういうお客様には少しこういうようなものをオンしていくとか、そういうような一つのお客様に来ていただくためのそれぞれ事業所でも考えていただきたいというような機会に今回してまいりたいなというふうにも思っておるところでございますので、どうぞ議員におかれましてもいろんなアドバイスをそれぞれにしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 大西君、もう一度質問できますが、よろしいですか。 ○7番(大西正人) はい。 ○議長(松谷順功) ありがとうございます。  ほかに質疑はありませんか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 2件についてお伺いをいたしたいと思います。  この新型コロナウイルス対策住民に向けての商品券給付金、これにつきましては一律5万円を支給したいということであります。全員にということになれば非常に公平のような感じがするわけでありますけれども、実際、新型コロナ禍で困っておられる人に対してもう少し物の考え方ができないかというように思うわけです。例えば、高齢者の社会保険料が非常に高い。高いと皆が言っている。これの算出、プロセスでいうたら変えることはできないでしょう。こういったところに対策として補助金を出してあげるというようなことができないのか。そういう考えを持たれたことがないのかということをお伺いしたいと思うんです。  高齢者の人でも全部というわけではないですけれども、やっぱりアルバイトをしていた人も、臨時雇用で雇われておった人も、今はやはりコロナの関係で収入が減っているというようなのが事実であります。そういう意味において、社会保険料の件につきましてどんなお考えを持っておられるか、お聞きしたいと思います。  それと、新型コロナウイルス対策プレミアム商品券、去年もやりましたですけれども、実際、経済効果が上がったのか。どのように町民税のほうに戻ってきたのか。そういったこともお考えの中でこういった問題を考えておられるんかということをお伺いしたいと思うんです。  確かにこの商品券でこういう例がありました。納骨に行くんで、すまんけどお茶供養してくれよというた団体が2件ありました。その1件がお茶供養をして、私まちに出てきますと、ちょうどそのときには7人来られとったんですけど、7人の人が中央の案内所におるんですよ。何しとんかな、奥之院へ出発したはずやのになとこのように思っていたんです。そしたら、そこで商品券の交換ができたわけですね。その商品券をもらって昼食を取って帰ったという、後で聞いた話ですけれども、山内で昼食を取って帰ったと。なるほど、当然山内で昼食を取って帰る予定だったのが、そういう商品券が出ているということでそれを利用したと。えらいもんを利用されたなとこんなふうに思ったんですけれども、そういうようなこともありまして、全てこれが今当局のほうから説明があったように、非常に効果が上がっているのかどうかということを思うわけでありますので、その辺の事情を聞かせていただきたいと思います。  とにかく物事をすれば効果が上がる状況に持っていくような考えで、それがお金を使うんだから何らかの形で戻ってくるというようなこと、それはそういうことになっておるんだというんやけれども、じゃあどういうような調べ方でそういうことになっておりますというような報告がないのかなと、こんなふうにも思います。  それと、やっぱり高野山からお金が出ていくことが多いと思いますね。高野町で消費するということよりも、いろいろの社会の動きというたらいいんですか、非常に外で物を買われるということで、相当山内で使われるお金が少なくなっとるとこのように思います。  それと、毎朝、高野山へ向かって来る車が、以前は200台と当局のほうから話を聞いたことがあるんですけれども、それ以上に増えております。この300台、300台ってこれも語弊な説明になりますが、300台のうちの300人と考えて、給料でお持ち帰りになる人と、事業をして持ち帰られる人とおるわけですけれども、300人の人が500万円の所得、年間500万円の所得を持って山を下りたとしたら、高野山のお金がどないなるんですか、15億ほどの金が山から持って出られる。その15億に対する納税がないわけですね。確かに役場の職員のように高野山で給料をもらって、高野山で納税しておられる人は別として、そういったこともあるわけでありますので、その辺も、そのお金だけでは考えられへんですけれども、やっぱり高野山におられる人を雇用していくということも考えていかなければならないんじゃないかと、こんなふうに思いますが、いかがなものでしょうか。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 今、御質問あった点ですけれども、まずプレミアム商品券2,000円で5,000円の分が入るわけですね。でもお店屋さんに言わせると、3,000円プレミアムがついたからということではなくて、もっと財布のひもが緩んでくるんだと。非常にこのプレミアム商品券事業があることでプラスアルファの消費がされるんだということを商店の方が言われております。ですから、5,000円の3万5,000円という、そこの消費喚起だけではなく、それに付随した部分の消費喚起もあるということですので、やはりこの事業についてはかなり有効なのだろうなというふうに考えております。  それと、商店さんからも言われるんですけども、例えば県のリフレッシュなんかでしたらインターネットを通じて申し込んでいかなあかんとか、何か分かりにくい世代間ギャップみたいなのがあって、ちょっと高齢の方はしにくいみたいなところがあるわけですけれども、これについては、来て、買って、使うという、非常にシンプルな仕組みとなっております。ですから、いろんな方に幅広く使っていただけるんだろうというふうに思います。そういったところで、消費効果というのは、この金額だけではないところで発生しているということも御理解いただいたらなというふうに思います。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 私のほうからは、国民健康保険、後期高齢の保険、介護保険等の保険料についてのお話をさせていただきたいと思います。  補助という考え方はなかなか現在では持ち合わせておりません。ただ、昨年度に引き続き、保険料の減免措置というのは行っております。議員おっしゃられたように、所得が年金所得以外にあられる方で昨年比所得が減少される方につきましては、少し細かな内容を見ないと分かりませんけれども、基本的には減免措置というのを御用意させていただいておりますので、その辺のあたり、しっかり広報もしていくようなことで進めさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 10番、﨑山議員、ございませんか。 ○10番(﨑山文雄) 難しい問題だろうと思うんです。今、尾家課長のほうから答弁いただきましたが、社会保険料については減免措置を講じて、考慮というんですか、配慮しているというようなことのようであります。  しかしながら、やっぱり僕もこの話を聞きまして、なるほど、やっぱり高齢者にしてはこの社会保険料というのはほんまに高いな、しんどいなという感じをいたします。  そういうような意味から、新型コロナ禍というんですか、ウイルス対策の一つとして、こういったところに高齢者に対する補助金を出していただけたらなと、こんなふうに提案をさせていただきたいと思います。  ここで商品券、一律5万円くれるんやというて、それはあげるというんですから嫌な人はおらんでしょうけれども、やっぱりそういった全域にわたってコロナ禍で、全域にわたってこれをすればいいんだというような考え方がいいのかどうか。そういうこともひとつお考えをいただきたいと思います。  プレミアム商品券についても、どれだけ山内で経済効果が上がってるんかな。そして、売上げがどのように変わって、所得が増えるっておかしいですけども、これは全くの支援金ということになりますと、あ、ごめんなさい。こういったことの収益というものについてどのように返ってきているかというようなこともお考えをいただいて、効果が上がっているのかどうかということも御説明をいただきたいと、こんなふうに思うんですけど。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 先ほどもお話ししましたけれども、プラスアルファの効果もある。そして、そういったお金が事業所のほうへ入っていくことによって、やはりそこの事業所の事業の継承であったりとか、雇用している人の雇用の維持であったりとか、そういったところというのがなされているのかなというふうに思います。  昨年もやはり新型コロナウイルスは初めてのことで、ロックダウンもかかり、なかなか低調な雰囲気の中で、秋にこの事業があったということで、秋の昨年の10月の入り込み客数は前年を、その前の年を超えております。ですから、やはりこういった事業を行っていくことが地域の活性化ということに寄与したということは間違いがないんだろうというふうに考えております。  今年につきましても、新型ウイルス、5波がどのようになっていくかというのを真剣に見極めながらですけれども、国のGoToトラベル、GoToイート、県のリフレッシュ、そういったものと加味しながら、やはり効果的に高野町内の経済が潤っていくような方向で実施をしていくことで、事業の継続や雇用の継続、そういったところにもつなげて、金額以上の効果というものを期待したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) ありがとうございます。ひとつよろしくお願いします。  ちょっと関連してお伺いするんですけれども、これはもう関係ないと言われればそれで結構でございます。昨日、おとついの話ですけれども、「宿坊寺院に支援金200万円配ったんやと」という話が出て、「ほんまですか」と聞かれたんですけれども、いやということで、僕ははっきりちょっと分かりませんでしたんで、確かに宿坊事業については国の支援金は、国としては支給することはできないというような話があったと思うんです。高野町においては別というような考えもあったようですけれども、そういった事実はどうですか。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 一切把握しておりません。当方からこのような形でそちらにお金を配る、そういったことは一切やっておりませんので、何か間違った情報なのではないかなというふうに思います。  以上です。 ○10番(﨑山文雄) 大変失礼しました。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 私もふるさと納税からの2億7,000万ですね、4ページの1億5,000万が町民、商工費として1億9,000万円、このようにふるさと納税から出ておるんでございますが、私、昨年におきまして、町長さんに、お寺に200万円配るんであれば住民にも20万円を現金でお支払いしていただきたいというようなことを申したことがございます。そんな中で、町長はこのように答弁をしてるんですね。  ふるさと応援基金が多くあるので、今ふるさと応援基金を給付のような形で住民にしてくれと言われる方も全体的にはないでしょうが、主に事業を行われている方から声が上がっているというのは事実であり、このふるさと納税というのは、もう議員の先生には重ねて言う話もございませんが、まちの自然と環境を保全する事業、これはもうホームページにもふるさと応援基金を集めるときにも言っている話です。まちの歴史と文化を伝承する事業ですね。生涯学習で輝く人たちを応援する事業、まちの活性化、イベントとか団体旅行の誘致をするための事業、福祉、また健康を応援する事業というようなことで、タクシーチケットの補助とか、フィットネスの運営とか、子供の未来を応援する事業とか、また住民自治やコミュニティ活動を応援する事業として、防災関係、コミュニティバスとか、防災とか、そういったとこを目標に賛同してくれた方々からの多くのふるさと応援基金をもらっておる。コロナが蔓延している時代の背景も今もう変わっているということもありますが、この頂いたお金が町民に給付されるというのは、どこの方々も考えておらない。高野町の事業所、住民に給付するためにふるさと応援基金をしたという方はゼロであります。したがって、なかなかこのふるさと応援基金を給付に回すというのは厳しいようなふうに思います。これをやってしまいますと、今後、ふるさと応援基金、応援していただけない可能性も十分にありますので、このふるさと応援基金から少しお借りして、今後財政の中で切り詰めて、またふるさと応援基金に返していくというような気持ちで使っていけたらというふうに思っていますと、そのように町長が私に答弁をし、そして住民さんには1円の金額も配布されなかったというのを私は記憶にございます。  昨年は商店、100万から200万、宿坊には200万円、先ほど茶原課長がそういう事実はございませんとおっしゃいましたですけれども、県から頂いた20万円に上乗せをして支払ったということを議場で答弁にはあります。そのようなうそをこの議場で言っては課長さんとしてはいけないでしょう。そういうふうにあなたは答弁をしておりますよ。県から出た旅館業のところに上乗せをしてお支払いをしたと。そして、私が金額は幾らですかとお尋ねしましたら、それは個人情報でありますので答弁はできませんと、そのような答弁をいただいております。そうであるにもかかわらず、今の答弁は何ですか。﨑山議員の答弁に対して失礼やし、そのようなうその答弁はしていただきたくない。じゃあ、議場で言ってることはうそなんですかというふうに思ってしまいますよ。でまかせ、その場その場限りの答弁。そういうのはやめていただきたい。ちゃんとした答弁をしていただくのが当局の役柄だと、役目だと私は思っております。  そうですね、昨年は、住民には水道料金3か月分だけしか補助されておりませんでした。これは商店も、宿坊も、皆さん3か月ただでありました。そして、この補助のプレミアム商品券、これは商店や宿坊は現金以外に、またプレミアム商品券で2,000円買えば5,000円に変わる商品券での収入も得ておられるように感じます。これではやはり全住民、そうですね、全商売している方にこのプレミアム商品券も使われて行き渡っているようには思いません。一部の商店さんたちがそのプレミアム券で収入を得られているとは思いますが、今回のこのがんばろう商品券配布事業1億5,000万、応援プレミアム商品券事業1億9,000万円。これ本当は逆さまの金額じゃないんですか。これ普通の住民さん、昨年は1円も頂いておりませんよ。それにもかかわらず、今回プレミアム商品券1億9,000万円、商工費としまして商店や宿坊に関して倍出しておるわけでございます。こういうのは、ふるさと納税で町長はこのように観光に携わることはいいのかも分かりませんが、二重のサポートでございますよね。そうしましたら、住民さんたちは皆さん税金を払っておりますのに、公平ではないと私は思います。現在ではこのコロナで越境はいけない時期になっておりますし、今はプレミアム商品券を出す場合ではなく、町内の住民全員に現金ですね、これを配布するべきだと私は思っております。  ここでふるさと納税でお借りして返していけばいいって町長はおっしゃっておりますので、そのようにされて、住民全体に、宿坊、商店を含め、皆様に割り当てて、現金配布をすればいいんじゃないかなと私は思いますよ。去年は商店、宿坊には現金を支払っておりますよ。住民には水道代だけ。そして、今回も商品券ですかね。商品券でしたら使うところがないって、住民の声を先日から私は聞いてますので、やはりこれは現金にすべきであると私も思いますし、その辺のところはいかがお考えでしょうか。  また次の質問に入りたいですけど、なぜふるさと納税でこれを配布しようとしたのかと。そして、なぜ住民よりも商工費のほうが倍になってこのような金額が出てきたのか。やはりこれは住民、商売の方、宿坊の方も住民であります。これ、じゃあがんばろう高野町商品券、これ宿坊も旅館業もこの中には入っておられますよね。住民全体なわけです。そして、また商工費で、またプレミアム商品券でまたお商売やお寺の方にもまた入ると。このようなことを考えずに、一律に、今の時期です、平等に商店も商売人も住民も配布されたらいかがですか。というふうなのが私の意見でございます。その辺のところ、答弁をお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 今、議員の御質問がありました。先ほどの10番議員さんの質問のこともございましたけれども、当然、今お話をしているのは令和3年度の今回であれば第3号補正ということでお話をしております。その中で、今年についてそのような200万円配ったみたいなことは一切ございません。そういうつもりでお話をさせていただいております。  それと、このプレミアム商品券のほうですけれども、住民さん、高野町の住民として登録されている方については1人一律5万円ずつということです。一般向けの商工費のほうで上げておりますものは、5,000円のものを3万5,000冊ということで1億7,500万円。これを、昨年でしたら149の事業所が昨年のプレミアム商品券事業に協力をいただきまして、残念ながらそのうち15だけは利用がなかったところがあるんですけども、134の事業所で、それぞれ金額には差がありますが利用をされております。ですから、かなり高い確率で希望した事業所についてはこのプレミアム商品券が使われているということで、商工関係の皆さん、商工会加盟、加盟以外もそうですけれども、宿坊協会加盟、それ以外の簡易宿所もそうですけれども、こういうことをやっていく中においてかなり広く商品券が使われていく傾向にございます。  ですから、先ほど町長のほうが、こういう機会をつくったんだから、その中で一生懸命切磋琢磨して、取り合っていくようなことも含めてもっと盛り上げてくれよということですので、そういう流れで行きますと、やはりこのコロナの沈滞ムードの中、高野山については秋ににぎわいを創出することができるんではないかなというふうに私は考えております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 失礼します。  8番議員さんの御質問について御説明いたします。  町民向けの商品券ですけども、現金でというお話もありました。今回、いろいろと考えさせていただいて、町民の皆さんにも御利用いただける、そして地域活性化というところも含めて商品券をお配りしました。どうしても現金をお配りしたときに、町長も申しましたけども、貯蓄というか、外に出るお金じゃなくなってくるというところで、町民の皆さんにも御利用いただきたいし、それを使っていただいて町内の活性化も生まれてくるんではないかというところで、商品券とさせていただいてございます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) もちろん高野町の活性化も大事だと思いますが、やはり現金ですね。商品券をこれまた1人1億5,000万、これを高野町で商売の方に使うわけですよね。そうすることをしましたら、この2億7,000万円が全体に商売人に入るということになりますよね、プレミアム商品券も1億9,000万円。そのうち外部の方たちが来て、2,000円で3,000円の高野町のお金を持っていくと。そのような形になっていくということでありますので、決して町内だけで町長がおっしゃるように税金を落とすのはいけない、町内だけ、ほかの町で買う観光人にプレミアム商品券を売ることは住民以外にお金を持っていくことでは、私はないのかなと思っておりますので、こういうこと、結局高野町の観光人さんを来て呼び込むための策だとは思いますが、結局は高野町のお金を外部に持っていくという形なんですよね、これね。  そして、私、最近聞きましたところによりますと、近隣の町村ですね、この高野町の近隣の町村の方が、2,000円の商品券を買ったら5,000円使えるということを橋本や九度山やその辺の方たちも皆様知って、2,000円を持ってきて高野山でお肉を5,000円分買って持って帰るという、そういうお話もちらりと聞いたんですね。そしたら、高野町以外の方たちが2,000円で5,000円分の商品を買って、何となく得しているんではないかなというふうにも思う分もございますので、私は今は越境してはいけないコロナ蔓延時期で、あちこちで蔓延防止やら、非常事態宣言的なことも国から発しておる時期でございますので、今回は町民全体のサポートとして、商売人、宿坊も兼ねまして、全体的に、どうせふるさと納税からお借りをするんでしょう、これ。町長さんの答弁でありましたら、借りたような形で返済していくということを考えてるというのであれば、別に現金化して、そしてふるさと納税に徐々に返済をしていくという方法を取ればいいのではないかなというふうには思います。  先日の、私も行っておりましたが、250人のパーティーが京都でありました。そのとき町長が乾杯の挨拶でしたですけれども、このときに町長はふるさと応援基金を高野町にどうかよろしくと、乾杯の挨拶の中でアピールまでしております。ですから、ふるさと納税をもう少し大切にお使いになって、これからはあまり入ってこないということを町長さんもその中でおっしゃってましたので、もうちょっと大切に、ふるさと納税もこれから小中一貫建設にもお使いにもなる時期でもございますので、もうちょっと考えて、本当に高野町が活性化していけるというふうなことをお考えになったほうがいいのではないかなというふうに思いますし。  やはり去年は商店も宿坊も現金をもらってるんですね。なぜ住民だけ現金でないんですかねというふうに思いますね。なぜ水道代だけなんですか。住民だってキャッシュが欲しいですよ。やはり貯金もしたい人もおると思います。支払いにも使いたい人もおると思います。やっぱりこのプレミアム商品券というよりは現金だと私は思っております。どうか5万円も一律に配るんでありましたら、やはり現金配布にされたほうがいいのではないかと思いまして。ここに住民の方たちもプレミアム商品券よりも現金のほうがいいとおっしゃってますよ。その辺のところは町長、いかがお考えですか。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) すみません、私のほうから少し説明をさせていただきます。  高野町の経済の環境という、もう議員よく御存じでしょうけれども、やはり参拝観光地ということで、外部からやって来た人が落としていくお金でこのまちというのは成り立っていっております。宿坊もそうですし、観光事業者、飲食店、土産物店もそうです。そういう中において、住民給付の部分だけで手当てができる事業所というのは限られてしまいます。どうしてもやはり外部から来ていただいてお金を落としていただくということが非常に大事になります。ですから、一般向けプレミアム商品券については2,000円出していただきます。その代わり3,000円をプラスして、5,000円で町内で消費をしていただきます。ですから、先ほど言われたように、2,000円出して、高野町内で肉を5,000円分買って帰られる、そういう方もたくさんいらっしゃると思います。でも、それは肉を5,000円買うということは、その事業所、町内の事業所に対してお金が落ちていきますので、その事業所の事業の継承であったり、働いている方の雇用の維持であったり、そういったところに使われていきます。  住民給付というのはあくまでも個人への給付です。一般向けプレミアム商品券というのは、あくまでも事業所が事業活動を行っていく部分に対して手当てをしていくというものになりますので、少し筋合いが違うということを御理解いただきたいと思います。高野町は外から来ていただく必要がございますので、こういうような仕立てをしておりますので、ということを御理解いただきたい。  それと、現金でということをおっしゃられております。現金になりますと、どこへ行っても使えます。5万円、商品券で配ったら、商品券が使える事業所というのが町内の、基本的には町内に本拠を定める事業所しか認めないということの中で、町内の事業所で使われていきます。ところがお金になりましたら、町内で使われるか、橋本に行くのか、大阪に行くのか、全然歯止めが利かなくなってしまいます。ですから、町から出しているお金というのが、町内で回らなくなります。確実に外へ出てしまいます。そういったことを町としてやっていくのはいかがなものかなというふうに考えておりますので、そこはこの議決の中で皆さんでしっかり考えていただいたらどうかなというふうに思います。  私からは以上です。 ○8番(所 順子) 町長さんに答弁いただかんと。 ○議長(松谷順功) 町長、答弁ありますか。  平野町長 ○町長(平野嘉也) 8番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  先ほどから、昨年から住民は1円ももらってないぞ、キャッシュをよこせ、よこせというようなお話であります。 ○8番(所 順子) よこせ、よこせなんて言ってませんよ。
    ○町長(平野嘉也) 去年から水道料金、上下水道です、3か月完全無償というのは日本中どこを探してもやっておりません。また、いち早くマスクの配布とか、消毒薬の配布とか、これも全国どこもやってません。そして、プレミアムの商品券や住民に5,000円のクーポン券、これは地方創生臨時交付金も出てきたということもございますので、やっている自治体もあるでしょうし、近隣の自治体では、昨年度してなかったということで今年度事業化しているところもあります。  そのような中で、やはり現金というふうなことになってしまいますと、額によりますと当然課税の対象になってくるおそれもあります。また、国の給付する事業とはまた違うような形になってくるので、公的に支給できない方も発生してくる可能性もございます。そういうことを考えると、クーポン事業が一番公平に住民に行き渡るというようなことを主に考えてやっておるところを御理解していただきたいなというふうにも思っております。  また、いろんな策を各自治体、知恵を絞ってやっておるというふうに思いますが、これは言えると思います。高野町は日本一支援は厚い。それだけは8番議員の先生方も分かっていただきたいなというふうにも思います。これほどしている市町村はありません。だから、昨日も5,000円の明石市民全員に給付した、現金じゃありません、クーポンを給付したというようなことが全国ニュースになっております。でも、私たち高野町はその10倍を給付するということでありますので、どこの自治体もこれがメディアに流れると自治体自身は少ししんどいところも出てくるかも分かりませんが、それだけ強い支援を町民にするというようなことでございますので、現金というようなことにしてしまうと、いろいろなところで公正に、安心して受け取れない方々も出てくる。後々の課税の対象にもなってしまう。そういうようなこともしっかり考えながら進めていかないと、一番かゆいところに手が届くような行政にしなければいけないので、その辺の配慮までした中での今回のクーポン事業ということで御理解いただきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) それでは、税金に関わってくると言いましたら、5万円給付で幾らぐらいの税金が上がるのでしょうか。昨年は商店も100万から200万、お寺も200万、これにつきましても税金が付随してくるとは思いますが、どうしてそしたら去年はこのようなキャッシュをお配りになったんですか。言っている意味が理解できないですね。そうすれば、お寺も商売人の方も現金ではなく商品券でお配りしたらよかったんではないですか。その辺のところは私は理解できません。その辺のところを答弁いただきたいと思います。なぜ住民だけがプレミアム商品券で、商店やお寺はキャッシュ。それちょっと不公平だと思いますよ。そして、どのように税金が、5万円のキャッシュを配りましたら1件毎にどれぐらいの税金がついてくるのかを答弁いただきたいと思います。  そして、昨年お支払いした100万、200万円、商店、頂いている。また、宿坊組合も200万頂いている。それについての税金額ですね。そういうものをここで答弁を願いたいものです。 ○議長(松谷順功) 平野町長 ○町長(平野嘉也) 詳細につきましては担当課長から説明していただきますが、町内の事業所もそうでありますが、今回は住民全員を応援しようというようなことでやっております。全く事業所だけを応援しようというような発想は持ってません。みんなに応援をして、みんなでこの町内の事業を活性化しようというような話でございます。現金でなければ反対しますというようなことなんでしょうけど、やはり現金には当然去年の給付された、国からのはちょっと分かりませんが、うちからの給付しているものに対しては当然課税がかかっております。そのような中で、今回の給付事業が課税対象になったり、またその後の、それこそ社会保険料の増額にもつながる可能性もありますし、また法的に受け取れない方々もおりますので、その人たち全員に配慮した形の給付、クーポン事業というようなことで御理解いただきたいなというふうに思っております。  詳細は担当課長さんより説明していただきます。 ○議長(松谷順功) 古倉総務課長。 ○総務課長(古倉 充) 8番議員の質問にお答えさせていただきます。  税金の件なんですけども、200万ということなんですが、法人に200万ということなんで、これは課税対象になります。5万に関しては、一時所得ということで、税金の対象になります。ただ、一時所得というのは50万までが控除の対象になりますので、それ以上の何か収入がある方は対象になってくると。 ○8番(所 順子) 幾らぐらい、5万円。 ○総務課長(古倉 充) だから、その人によります。普通の場合は、もし一時所得がない場合には5万円というのは控除されて、所得の税金対象にはならないんですけども、50万以上を超えてもし所得がある場合には、その金額に合わせて税金の対象になります。 ○8番(所 順子) 55万やったら幾らになるんですか。対象の金額。 ○総務課長(古倉 充) 55万、幾らってあれですけど、大体分からないですけどね。例えでいうと、3%ぐらいなんで、1,000円とかそんなもんですかね、大体。 ○10番(﨑山文雄) 我々の収入になるんやろ。 ○総務課長(古倉 充) そうです。収入になります。収入の対象になります。 ○議長(松谷順功) 﨑山さん、発言しないでください。  ほかに質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) もう皆さん、詳細に質問をされて、付け加えるような形で二、三点お願いしたいと思います。  まず、本町は、町長はよくアクセルとブレーキと言うんですけども、今回アクセルをという段階に入ったとは思うんですけども、自分は春先に高野山上でガソリンスタンドとかお店屋さんで、今年のほうがしんどいん違うんかなというような声が聞かれてまして、なるほどなというようなことで、それが現に4波、5波ということになって、かなり厳しい現状はあると思います。そうした中での今回の制度と思うんですけども、一つ、その住民向けの商品券の給付です。  思い出すと、昨年私も駆け込みのような形で、地元のといいましても1軒しかないんですけども、飲食店へ行って利用させてもらった記憶があるんですけども、今回、周辺地域、富貴・筒香地区において、利便性も考えられて買物代行サービス業務というふうなことで、これは非常にありがたい内容だとは思うんですが、ただ買物代行というふうに限定してしまうといかがなもんかなと思いますので、これからこの制度をつくる上で、発行から利用、昨年も地図とか商店とか、非常に詳細なものをセットにしていただいて住民に配布されましたよね。だから、これ周辺地域の皆さんが高野山に登ってきて利用ができるというふうな、例えば私、まず頭に浮かべたのが宿坊に泊まろうかなというふうなことで、もう何十年も泊まってないしというようなことも頭に浮かんできました。  ただ、高齢化する住民の皆さんが大勢おる中で、高野山も一回行ってみたいなと、そこで5万円使いたいなと。それは思う方と思えへん方と、またこの買物代行サービスのものになるのか、サービスを受けるのかというようなことも今後検討されると思うんですけども、昨年の残った課題ですとか、現状の住民の声とかももう一度集約していただいて、PRもしていただいて、これが有効に消費、経済を喚起すると、また地域活性になるというふうな形につなげてほしいなとは思います。  全住民への手当てということで、一律5万円の商品券というのは本当に手厚いなとは思うんですけども、内容をもう一つ、この周辺地域のみならずです。使い勝手のよい中身にしていただきたいというのがその思いです。  それと関連してですけども、もう一つのプレミアム商品券のほうです。先ほどの質問にもありましたけども、町外から来て、利用して、ガソリン入れて肉買って帰るという、ありがたいなという声を私も随分聞かせていただきました。知り合いも随分利用したそうです。これは、制限を設けるほうが私はよいと思うんですけども、1日に1冊ということで、再度自分、ちょっともう一度確認なんですけども、そしたら明日もう一回来て、もう1冊買えるというふうになるのかどうか。  といいますのは、私は県のリフレッシュプランを申し込もうと思ったときにはもう締め切っていたと。6月下旬だったと思うんです。これって何億円もの措置をしていたみたいですけども、先ほどもありましたけども、そのネットとかでぱっぱと利用してすると、そしたらまた機会を改めて県内各地を旅行できるというふうな形で、かなり効果が上がると思うんですけども、一部の利用者の方に偏れへんのかなというふうに思います。  だから、このプレミアム商品券の給付につきましては、ちょっとそのあたり慎重に取扱いなされたらとは思うんですけども。149件の事業者が利用しとるんで、ほとんどそれに手を挙げて、これの恩恵といいますか、利用を図るということにはなっているんですけども、例えば利用された金額の上限を設けて、例えば全体で10冊とか、そういうお考えがあるのか。  それと、もう一度聞きますが、10月1日実施というめどで行くんですけども、県・国の動向も見ながらというんですけども、その辺の実施について、ちょっと柔軟にということだとは思うんですけども、再度、その辺の制限についてのお考えはないんですか。  以上です。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 今、議員御質問いただいた一般向けプレミアム商品券の制限についてなんですけども、こちらでもいろいろと検討する中で両方の意見がございます。やはり今の1日1人1回1冊という、そうすると次の日来たら買えるやんということですね。これがいいという意見もありますし、やはり議員言われるように、一部に集中する嫌いというのが否定できないというところで慎重な意見もございます。  ただ、私らが大事に考えないといけないのは、外部から協力をいただいて、高野町内の振興のところでお金を落としていただくところかというふうに思います。やはり昨年に比べて倍の3万5,000冊を用意する。もちろん秋の分、春の分ということで少し数を制限、決めてするんですけども、その中で、やはりできる限りこのコロナで沈滞ムードの中、商工関係の方が厳しい中で、やっぱりそれを余さず使い切ってもらって、まちの中に経済的な、経済を活性化していく。そこが大事だというふうに思っておりますので、今後また状況を考えながら微調整する可能性はもちろん否定はしませんけれども、今のところは1日1人1回1冊ということで、日が変わると購入できる方向性であるということで御説明をさせていただきます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 失礼します。  町民向けの商品券の件でございます。4番議員さんの御質問ですが、どこで使えるとかって、今パンフレット的なものは作りまして、商品券と同封でお送りさせていただきます。また、先ほどからも申しておりますように、宅配サービスという仕組みも今ちょっと考えておる段階です。そこで御注文いただけるようなメニュー表ですか、メニュー表みたいなものも作成して、御利用いただけるようにしようと考えております。  あと宿坊に富貴・筒香の方でお泊まりになりたくても、ちょっと車が運転できへんと、そういった方についてなんですけども、すみません、今回ちょっとそこはまだよう考えてません、正直。取りあえず今回の我々町が考えているところは、宅配サービスというところを今検討しておりまして、また今頂いた御意見、また今後ちょっとその辺も考えていかなあかんのかなというのは今改めて思っておりますが、今回については宅配サービスというところを重点的にやっていきたいと、そんなふうに考えております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 分かりました。昨年度実施されていろんな課題なり、成果がもちろんあると思います。その上に立っての5万円という、10倍にもなる金額です。それが町内でほんまに使われて、事業所の方にもそれが反映されるという、本当にいいことだとは思うんですけども。  それともう1点。観光情報センターで売るという件なんですけども、利便性でいうたら観光情報センターも窓口1本ということなんですか。ちょっと別のとこでも売ってみるとかという検討はないんでしょうか。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長茶原敏輝) 観光振興課スタッフ8人なんですけれども、それだけでは到底この販売というのはできませんので、本庁からも職員の応援をいただいて販売をしていくつもりです。現状考えているのは、観光情報センターのデッキ部分、外周りですけれども、そこで申込書を書いていただいて、で確認して換金してという、そういう動線を考えておって、観光情報センターの中へ入って中で販売するというのはちょっと現状想定してない。当然、冬場に販売する場合でしたら外で雪が積もったりということで難しいので、冬になると参拝観光の方も減りますので、そういったときは観光情報センターの中もあり得る場合があるんですけれども、できれば早い時期に歩いて想定している秋の分を購入していただけたらなというふうに思っております。  そういったことで、販売する場所の問題もありますし、あと販売する職員の手のこともありますので、販売箇所としては観光情報センター1本というふうに考えております。 ○議長(松谷順功) ちょっとマイクに入りにくいんで止めさせていただきます。                 (町内放送) ○議長(松谷順功) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 分かりました。そういう形を取られるということなんですけども、最後、もう1点だけです。この財政出勤ができるのはふるさと応援基金ではあると思うんですけども、今年度の今までどれぐらいの応援金額があるんかということが分かればお話を聞きたいなと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 失礼します。  4番委員さんの御質問について御説明申し上げます。  今現状のふるさと納税の額ですか。御寄附いただいている、今までためている。 ○4番(新谷英一郎) 今年。 ○企画公室長辻本和也) 今年ですか。ちょっとお待ちください。  すみません、お待たせしました。8月5日現在です。913万7,000円御寄附いただいております。  以上です。 ○4番(新谷英一郎) ありがとうございました。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 1点だけお願いいたします。  11ページ、歳出のところです。2款1項20目18節のところ、住民向けの商品券、いい考えをされておりますけども、もし住民の方で御高齢の方が独り住まいであり、そしてその方が入所をした場合にはどのような対処を取っていくのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) 6番議員の御質問について御説明申し上げます。  そういったことも想定はされるんですが、申し訳ないです。今ちょっとそこまでごめんなさい、まだ検討できてないです、正直。すみません。本来、一応商品券をお送りするんですけども、その後、入所されたり入院されたりということですよね。ですよね。すみません、ちょっとまだそこは想定できてないです。ごめんなさい、申し訳ないです。すみません。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 6番議員の御質問について御説明をさせていただきます。  議員おっしゃるように、入所されたときには商品券、どのように使っていくか、福祉保健課としてもそのあたりすごく気になるところで、今後、制度設計の折にはきっちりと考えていかないといけないなと思っております。  ただ、御家族さんがおられる場合は御家族さんに受け取っていただくということ。独居であられる場合は、先ほど買物の配達の仕組みのお話を出させていただいておりましたけれども、逆にケアマネさんでありますとか、福祉行政のほうでお世話できる範囲で、その方、入所された方に必要なものを購入するというような手だて、そんなことを考えていかないといけないと思っておりますし、昨年の商品券事業の折も同じでございまして、そのようなことを実施してまいりましたので、今回、金額が高額になりますので、その辺、しっかりと福祉のほうも協力して考えていくべきであると考えております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 福祉保健課長のほうから今しっかりその答弁をいただきましたので、少し安心しております。というのが、御家族の方がいらっしゃればいいんですけども、その方にはもういてないというときに、やはり一人の方は住民の方なので、手厚くしてあげらななりません。そのことをしっかり考えて進めていただきたいと思いますので、それだけよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(松谷順功) 答弁はよろしいですか。  尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) しっかりと考えていきます。ありがとうございました。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) なければ、これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  まず、本件に反対者の発言を許します。  8番、所君。 ○8番(所 順子) この給付金は高野町のお金です。住民が喜ぶのが一番ではないでしょうか。プレミアム商品券につきましても、お客様が来て初めて商品券が売却できるので、今はお客様が少ない時期です。結局プレミアム商品券が売却できなければ、商店や宿坊にも収入が得られません。この商工費も現金で、住民全員に行き渡るように公平に配布したほうがよいのではないのかと思います。 ○議長(松谷順功) 次に、本件に賛成の発言を許します。  7番、大西君。 ○7番(大西正人) 失礼いたします。  私はこの予算措置、補正予算でありますが、町民全体への商品券給付事業、そしてコロナ禍で打撃を多く受けている商工、また宿泊、観光、そこに関係するところを中心としたプレミアム商品券事業。これらは高野町全体につながる事業であると思います。  また、今後多くの方が高野町に来ていただいたときに、町全体でその来ていただいた方をおもてなしするには、皆さんにこのまちに残っていただく必要があります。町民全体の方がこの苦しいコロナ禍の中、このまちで生活をしていっていただく必要な、大事な予算であると私は考えますので、本補正予算に賛成といたします。 ○議長(松谷順功) ほかに討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで討論を終わります。  これから議案第40号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第3号)について採決をします。  この採決は起立によって行います。本件を可決することに賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(松谷順功) 起立多数です。  したがって、議案第40号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第3号)については可決されました。  以上をもちまして、本臨時会に付議された案件の審議は全て終了しました。
     これで本日の会議を閉じます。  令和3年第2回臨時会を閉会いたします。  本日は御苦労さまでした。               午後 0時10分 閉会  この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する  令和3年8月6日  高野町議会  議長   松 谷 順 功  議員   菊 谷   元  議員   新 谷 英一郎...